オープンソース エコシステムが一堂に会するカンファレンス
Open Source Summit Japan&AI_devに出展します
2024年10月21日
ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社
ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社(以下、SSS)は、2024年10月28日/29日に虎ノ門ヒルズフォーラムで開催される“Open Source Summit Japan” & “AI_dev: Open Source GenAI & ML Summit Japan”にプラチナスポンサーとして参加し、エッジAIセンシングプラットフォームAITRIOS™と、当社がRaspberry Piと共同開発したAIカメラを出展します。
オープンソースの開発者・技術者・コミュニティリーダーが一堂に会し、最新のオープンソース技術が披露される本展示会において、AITRIOSで行っているオープンソースソフトウェア(以下、OSS)プロジェクトの一部をご覧いただけます。
■ 展示会概要
展示会名:Open Source Summit Japan / AI_dev: Open Source GenAI & ML Summit Japan
開催期間:2024年10月28日(月) ~ 10月29日(火)
会場: 虎ノ門ヒルズフォーラム
SSS展示ブース:スポンサー ショーケース
Open Source Summit Japan 公式サイトURL:
https://events.linuxfoundation.org/open-source-summit-japan/
AI_dev: Open Source GenAI & ML Summit Japan 公式サイトURL:
https://events.linuxfoundation.org/ai-dev-japan/
■ 主な展示内容
AITRIOSで提供する新たなソフトウェアキット「Local Edition」や、Raspberry Pi AIカメラ に関する実機デモ、SSSのOSSプロジェクトを展示します。
■ Local Editionを通じたOSSプロジェクト
当社は2024年7月より、AITRIOSをクラウドサービスの経由なしで、オフラインの自社内の環境下でも、簡単に開発・検証をはじめることが可能な「Local Edition」の提供を開始しました。
Local Editionの詳細はこちら:
https://www.aitrios.sony-semicon.com/news/local-edition-released
また、Local Editionのカメラの制御機能である、Local Consoleを2024年10月より、OSSとして公開開始しています。
Local Consoleには、以下3つの特徴があります。
- エッジデバイス(AIカメラ)対して、エッジAIアプリやAIモデルの動的なデプロイや、AI推論開始・停止、テレメトリデータの取得といった、エッジAIアプリの開発に必要な作業を、統一されたUI上で管理・実行できます。
- 先進的なエッジ向け WebAssembly(Wasm) * をサポートし、さらに、AI開発者が使い慣れた Python によるエッジAIアプリ にも対応する予定です。
- マルチデバイスサポート(複数のデバイス、複数アーキテクチャ)を実現。 AITRIOS対応のエッジデバイスに加え、 Raspberry Pi AIカメラ を搭載したエッジデバイスに対しても、一部機能を提供します。
本展示会では、Local Consoleを活用したAI推論のデモを行い、実際の推論結果の見え方などを体験いただけます。
Local Consoleの詳細はこちら:GitHub - SonySemiconductorSolutions/local-console
Local EditionのAI学習ツール「Local Studio」の詳細はこちら:
Brain Builder for AITRIOS
■ Raspberry Pi AIカメラの実機デモ
Raspberry Piより、イメージセンサー内でAI処理可能なセンサーIMX500搭載のRaspberry Pi AIカメラ が9月30日より販売開始しています。詳細はこちら
当社は、Raspberry Piとの共同開発者として、Raspberry Pi AIカメラに搭載のIMX500の制御に関わるドライバやライブラリのソフトウェア開発などで貢献しています。
本展示会では、Raspberry Pi AIカメラの実機及びAIモデルのデモ(異常検知と物体検知)を展示します。
Raspberry Pi AIカメラの詳細はこちら:
https://www.raspberrypi.com/products/ai-camera/
*WebAssembly:ウェブブラウザ上で高速にプログラムを実行するために発展した技術で、近年は、エッジデバイスへの応用も進んでいます。
※AITRIOS、およびそのロゴは、ソニーグループ株式会社またはその関連会社の登録商標または商標です。